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１ 以前作成した教材ソフトの活用
（１）役立てていただければ幸い
本サイトに，Flashで作成した教材ソフトを掲載しています。
これらは，２００３年，１４年前に作成したものです。
作成日は古いですが，内容は現在の教科書や指導内容にも沿うもので，現行学習指導要領で活用できるものです。
少しでも役に立てればと，アップロードすることとしました。
（２）セキュリティ問題に該当しない教材ソフトの構造と使用形態
ただ，数年前から，Flashコンテンツはセキュリティ対策が必要と話題となりました。
心配なところですが，本教材ソフトは，以下によりその影響はないと考えています。
- セキュリティの問題が指摘されたのは，Webページの中に組み込み，インターネットでつながった状態でFlashを動作させていたからです。ここでは，その形態は取っていません。
- 教材ソフトは，Windowsプロジェクタファイル（◯◯.exe）という単体のファイルしかありません。知らないうちに他の場所にファイルを追加したり書き換えたりすることはありません。
- スタンドアローン状態のコンピューターで，再生するだけのソフトです。ネットワークを利用する仕組はありません。PowerPointのファイルを自動で再生するイメージです。
- FlashPlayerを必要としません。作成本体は最新のFlashPlayerとはバージョンが違いますが，旧ファイルが新ファイルを自動的に上書きすることはありません。
（３）Windowsの警告を「詳細情報」で回避
ファイルは，zip形式で圧縮してアップロードしています。ダウンロード後は，まず解凍します。
実行すると
「WindowsによってＰＣが保護されました。」
「問題が起こる可能性があります。」
と表示されます。
これは，ダウンロードしたファイルが実行形式のプログラムであるためです。
Windowsのセキュリティ対策のため，実行プログラムを導入するときは，Windowsがコンピューター管理者の判断を仰ぎます。
これを回避するには，ダイヤログの左側「詳細情報」をクリックします。
すると，「実行」ボタンが表示され，「実行」が選択できるようになります。
２ 学習指導要領改訂に伴う修正の必要性
以上のようにして，何とか利用できるようになりました。
そこで３つ目の教材ソフトをアップロードすることにしました。
ところが，コンテンツの中身を確認すると，次の問題が見つかりました。
平成２０年の学習指導要領改訂で指導内容の学年配置が変わり，教材ソフト冒頭の学年表示がずれることになりました。
そのため，学年表示の数字を書き換えるFlashファイルの修正が必要となりました。
３ WindowsVistaノートＰＣにFlashをインストール
Flashコンテンツの修正には，フラッシュ本体が必要です。
そこで，その昔，高額で買ったFlashMXを捜索。
見つかりました。FlashMX CD-ROM。
これを，これまた古いWindowsVistaノートパソコンにインストールすることにしました。
自動インストールで，無事導入終了。
ここでまた問題発生。
WindowsVistaのMicrosoftのサポートは終了しています。
ただでも心配なFlashMXです。ＯＳもサポート無し。本当にコンピューターはお金の必要な世界です。
このまま使い続けることもできますが，不安がよぎります。
４ Windows 10 でアプリケーションが動作
そこで，Windows10で動作しないか探ることにしました。
WindowsVistaのインストール状況を見ると，「Program Files」フォルダにファイルがインストールされただけのようです。
そこで，思い切ってWindows 10 にインストール。
FlashMX CD-ROMで，通常通りにインストール作業。
結果，無事インストール終了。
FlashMXの動作も正常で，Windows 10 の動きもおかしいところはありません。
FlashMXは，Windows 10 で動作します。
これで，ファイルを更新する環境ができ，教材ソフトの修正のめどが立ちました。
| 【お知らせ】教材ソフトを実行するときWindowsの警告があるが，「詳細情報」クリックで回避できる 【発見】FlashMXは，Windows 10 で動作する |
